東日本大震災にて被災された皆様に心からお見舞い申し上げますともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

2009年12月25日金曜日

Merry Christmas(その2)

出産&育児のため、クラスをお休みなさってるTさんからクリスマスカードが届きました。

幾重にも重なった、とっても凝ったカードです。

育児&家事で忙しいのに、すごいです。4月からは、またクラスでご一緒できるかもしれません。楽しみですね。

2009年12月20日日曜日

Merry Christmas(その1)

今年のクリスマスカードは、水彩画用紙に、水彩絵の具で書いてみました。

なんて書くと、復習熱心なように見えますが、なんてことない時間切れです。

そのうえ、かちんこちんに固まった絵の具に、クリスマスカラーはなく、イタシカタナク、きみどり×しゅいろという、なんともさっぱりしたカードになりました。で、困った時のきんいろにも登場してもらいました。

一応、切手だけは「冬のグリーティング切手」を入手いたしました。(近所の郵便局へ出かけたら、まだ残ってただけなんですけど。)

これから、これを大量生産(?)いたします。クリスマスまでに届くでしょうか。せめて、イヴや、当日までには届けたい…。

スキャナで読み取り…?

いえいえ、手書きです。頑張ります。

2009年12月13日日曜日

よいお年を

年内最後のクラスが終了しました。

最後は、いつものクラスをちょっと早めに切り上げて、全員参加によるおしゃべり会で締めさせていただきました。2卓のテーブルをひっつけて、ズラズラーっと並んで、晩餐会状態でしたがお楽しみいただけましたか?

陽気なお天気も手伝って、時間帯もちょうど込み合う時だったのでしょうか。あらかじめ予約しておいたにもかかわらず、テーブルを用意していただくのにエラく時間がかかってしまいましたが、まぁ、そこはオープンしたてのカフェで、スタッフも慣れていなかったのでしょう。(←だからこそ、予約をしていたんですが…。)

ほとんどのメンバーがオーダーした「季節のケーキ」は、モンブラン。

洋酒たっぷりのマロンクリームの下には、栗がゴロゴロ。スポンジ部分は、薄〜いサンドウィッチ用の食パン…?まるで、ケーキの上の部分だけを食べているような贅沢な気分でした。

アルコールがダメだというKちゃんが、お残ししてしまうくらい洋酒が効いてたんですが、帰りの運転は、大丈夫だったのでしょうか。

一方のガトーショコラ。こちらは、しっかりした濃〜いチョコだったようです。

2皿とも、バニラアイスや、フルーツもちょこっと添えられていて、見た目も美味しいケーキでしたね。

ちなみに、いつも手作りお菓子を持参してくださるDさんは「盛りつけがステキ〜」と、ここでもやっぱり研究熱心でした。

そんなケーキを我慢していたTさんとKさんのお二人。「このあと、更にお食事会に突入するから」ということでしたが、この時点では、お店はおろか、和食か洋食かも未定。結局、どちらへ行かれたのでしょう?

それにしても、皆の味覚が、あそこまで違うとは!

先生が、何かにつけ「同じ事を教えても、それぞれにキャラが出て、何が飛び出すかわからないのは、本当に興味深い」とおっしゃるように、皆、見事にバラバラなんですね…。オーダーを受けてるスタッフは、ちょっとしたパニック状態でしたよ。

結局、美味しい珈琲や紅茶を飲み、ケーキを食べ、おしゃべりをして、作品展のテーマも決まらないまま…。作品展のテーマは、宿題ということで、年越しで〜す。

ご馳走さまでした!

毎度のことながら、Dさん手作りの美味しいシナモンクッキーをいただきました。ありがとうございました。

口当たり…というか、口の中に入れた瞬間の、あの口どけ感が、以前、Tさんが作って持ってきてくださったボルボローネに似てるぅ〜と思ったら、Tさんに教えてもらったように作ったとのこと。「教えてもらった」っておっしゃってましたが、立ち話程度じゃなかったですか…?確か、一緒に聞いていたような…。

やっぱり、作品展のテーマ候補に「お菓子(スウィーツ)」って入れましょうか。

でも、そうなると、お菓子屋さんのちょっとしたパッケージも捨てられなくなって、でも、参考にするからって言いながら、結局食べるだけで、ちっとも作品作りの参考にはならないんでしょうね…。

2009年12月6日日曜日

12月から3月までのスケジュール確認

3月までの予定は、以下のとおりになっています。
12月12日(土)
1月9日(土)*先生にお越しいただきます!
2月13日(土)
3月6日(土)
皆さん、ご参加くださいね。

3月のスケジュール(予定)

3月のお部屋のご用意が、下記のとおり整いました。
3月6日(土)13時〜17時
これで、2009年は、いったん終了です。4月からは、2010年度が始まります。

2009年12月3日木曜日

書体に込めた思い

もうダメです。

今朝は、朝食の準備をしていて、止まらなくなってしまいました。

この書体、特に「i」なんて、この前書いた「i」にそっくりです。「iji」の形には、人々が寄り添い支えあう姿を託しているんだとか。なんでも、明治乳業と明治製菓が経営統合して、ブランドマークが新しくなったんだそうです。

気がついたら、文字に反応してしまう…ほど練習してないんですけどね。

翼の王国

紙ゴミを整理しようとガサゴソ、ガサゴソ…。

ANAの機内誌『翼の王国』をひっくり返して、あ〜れ〜。

全面、ミキハウスの広告なんですが、いや、それはそれでかまわないんですが、思わずロゴに反応してしまいました。

文字の書き出し&書き終わりにきれいな丸いラインが出ている!

ブラウゼのオーナメントペンで先の丸い特徴をうまく活かして文字を書くのって難しいんですよね。オーナメントっていうくらいですから、文字を書くためのペン先ではないのかなと思いつつ。で、つい…。

鶴亀

年の瀬が近づくと、毎年、ご贔屓にしているお菓子屋さんから「お歳暮・お正月など、先様へのご挨拶やお慶びのシーンに好適な品々」のパンフレットが送られてきます。

パンフレットといっても、カード形式で、ご覧のとおり、それはもう、見ているだけでため息が漏れそうな写真満載です。

そんな中に、ステキなマークを見つけました。これです。

亀の甲羅が「壽」の文字に、そして鶴の羽が「happiness」になっているのです。鶴は、これまでにも見かけたことがあるのですが、亀は、今回が初めてです。

いつだったか、文字だけでなく、絵もペン先で書いてみましょうという課題があって、うまく描けずに四苦八苦したことを思い出しました。

いつもは、白×緑×金のシックなパッケージですが、お正月限定となると、この鶴亀マークがアレンジされた、とってもおめでたいデザインになります。もちろん、この時期、クリスマス限定パッケージもあって、キュートなサンタさんが描かれています。お味はもちろん、パッケージにも、とことん徹底的にこだわっておりまする。

気になる方は、こちらをどうぞ。

そういえば…。

この鶴亀パッケージの中身は、ホワイトチョコをお濃茶ラングドシャで挟んだ「茶の菓」というお菓子。先日、Tさんがクラスに差し入れてくださった抹茶クッキー。お味も見た目も、とっても濃厚な抹茶クッキー。美味しかったですねぇ…。

2009年12月2日水曜日

ネームカード

先月は、久しぶりに全員揃っての、ネームカード作りでしたね。楽しんでいただけましたか?

復習がてら、友人に出産のお祝いカードを作りました。Mさんに倣って、赤ちゃんの名前や誕生日、身長、体重を確認しようかなぁ〜と思いましたが、変に期待されても困るので、お母さんである彼女の名前だけにしました。

でも、彼女の名前の中には、メッセージが…。

Congratulations on your new baby

見つけてもらえるでしょうか。

2009年11月28日土曜日

12月の課題

さて、今年最後の課題は…というと!

ブラウゼ・オーナメントペンの2mmで、モノラインのローマン・キャピタル体を水彩絵の具で水彩紙に書いてみましょう。淡い感じになって、立派なローマン・キャピタル体とは、ひと味違った味が出てくるんだそうですよ。

作品作りのヒントになるかもしれませんね。頑張りましょう!

クリスマス会&忘年会のお知らせ

次回12月12日(土)で、今年はおしまいです。

そこで、Kちゃんの提案ですが、クリスマス会&忘年会をしませんか?

…といっても、練習をちょっと早めに切り上げて、カフェでお茶するだけですけどね。いつものおしゃべりも場所が変われば、また楽しいかもしれません。

場所と時間が決まれば、連絡しますね。

乞う、ご期待。

宿題(その3)

宿題が、続々と仕上がってきましたね!いい感じです。

Mさんは、なんと「Michael Jckson(マイケル・ジャクソン)」。あの世界のスーパー・スター、マイケルです。

すごい…。右上のスターのとんがり具合といい、左下の光具合といい、すごい、すごい。Mさん自身のいつものイメージからは、ちっとも想像できない作品だということも、すごい!いやぁ〜、違う一面を見せていただきましたねぇ…。

そして、もうひとつは、Kさん。

暗闇に光るキャッツアイ!ご本人は、紫の端っこ部分をもう一工夫したかったようですが、充分でしょう。あ、でも、更なる向上心の成果も見てみたいです…。

同じクラスで同じように習ってて、同じ宿題を出してもらっているのに、こうして出来上がってくるものに、ひとつとして同じものがないのは、やっぱり皆さんの個性ですね。楽しいです。

2009年11月27日金曜日

1月と2月のスケジュール(決定)

1月と2月のスケジュールを下記のとおりに決定しました。
2010年1月9日(土) 13時〜17時
2010年2月13日(土) 13時〜17時
年明けすぐの1月に、先生にお越しいただく予定にしています。是非、ご参加くださいね。

2009年11月15日日曜日

マーブル・フォレスト ブライトインクのカリグラフィーキットの会

Yさんが「実は、こんなもの持っていて…」とクラスに持ってきてくれたのは、たくさんのペン先!通信販売のフェリシモで、毎月買っていたとのこと。きれいなカラーインクとセットになっていたようです。

ペン先は、NIKKO(日光)という日本製でした。

で、さっそく調べてみました。

おそらく、この「マーブル・フォレスト ブライトインクのカリグラフィーキットの会」かなぁ〜と思うのですが…。

ちなみに、月1セット¥1,500(税込み価格)で、毎月1回、12種類の中から、ローテーションで、1セットずつお届けしてくれるようです。

ご興味のある方は、こちらをどうぞ。

2009年11月14日土曜日

1月と2月のスケジュール(予定)

1月と2月のお部屋のご用意が、下記のとおり整いました。
2010年1月9日(土) 13時〜17時
2010年2月13日(土) 13時〜17時
年が明けたら、1月から3月までのうちに、一度先生にお越しいただく予定にしています。

2009年度のクラスは、3月でいったん終了です。4月から、2010年度のクラスが始まります。来年度も、よろしくお願いしますね。

…ということで、次回は、11月28日(土)です。

ご馳走さまでした!

今日も、なにかと差し入れのお菓子を持ってきていただいた皆様、ご馳走さまでした。

Dさんのパウンドケーキは、家に持ち帰って、ヨーグルトとミントを添えていただきました。美味しかったです!

Tさんの抹茶クッキーも、抹茶の風味が濃くて美味しかったのは勿論ですが、きれいな緑と、赤のペーパーナプキンの組み合わせが、まるでどこかのお店のクリスマス用のクッキーのようでした。

お二人とも、商品として通用しますね。すごいです…。

宿題(その2)

持ち帰った宿題を仕上げて、クラスに持ってきてくれたYさん。

数少ない色で上品に仕上げてますよね。なんといっても、右上の小さなハートが効いています!

皆さんも、出来上がったら、またクラスに持ってきてくださいね。

2009年9月14日月曜日

宿題(その1)

皆様、持ち帰った宿題に取りかかっていますか?

これは、クラスのKちゃんから届いた画像「Happy Halloween」です。かわいらしい色使いで、楽しいハロウィーンのお祭りの雰囲気がよく出ていますよね。

皆様も、是非、仕上げてくださいね。時間が経つと、ついつい後回しにしてしまいがちなので、覚えているうちに、早めに仕上げてしまうのがよろしいか…と。

2009年9月13日日曜日

お疲れさまでした!

今回は、久しぶりに全員が揃いましたね!突然の雨というアクシデントがありましたが、皆様、無事に帰ることができましたか?

さて、家で仕上げてきますという約束で(?)持ち帰った例の宿題は、必ず仕上げてくださいね。スペーシング(文字と文字の間隔)の練習にもよいし、文字の形を再確認することもできますし、なにより色鉛筆で塗っていくのは、楽しい作業ですよ。

ちょっと気が早いような感じもしますが、これは「MERRY CHISTMAS」です。色も、赤・緑・白・金といったクリスマスカラーを使ったので、いかにも!…という雰囲気に仕上がってしまいましたが、こんな具合に、皆さんも、是非、仕上げてみてくださいね。もちろんお家でなくても、次回のクラスで仕上げていただいても結構です。(でも、次回まで、ちょっと時間が空いてしまうので、やっぱりお家で仕上げますか?)

ということで、次回は、11月14日(土)です。皆様にお会いできるのを楽しみにしていますね。

2009年8月10日月曜日

11月のスケジュール(決定)

11月の2回目は、28日に変更しました。ご注意くださいね!

9月12日から11月14日まで、時間がちょっと空くのですが、11月14日→11月28日→12月12日と、年内最後に向けて、1週間おきに3回続きます。

2009年8月9日日曜日

9月から12月までのスケジュール確認

12月までの予定は、以下のとおりになっています。
9月12日(土)*先生にお越しいただきます!
11月14日(土)
11月21日(土)→28日(土)に変更しました。ご注意くださいね!
12月12日(土)
お部屋は、いずれも13時から17時までお使いいただけます。

12月のスケジュール(決定)

12月のお部屋のご用意が、下記のとおり整いました。
12月12日(土) 13時〜17時
年内は、これがラストになります。ご参加よろしくお願いしますね。

マスキングリキッド

マスキングリキッドは、読んで字のごとく、マスク用の液体のこと。マスク液とも言います。

お勧めは、クサカベという絵具メーカーのもの。サラサラしてるので、細い線まできれいに出ます。

ウォールナッツインク

とても綺麗な茶色のインクです。胡桃インクとも言います。

これは液状のインクではなく、粉末状のインクで、水で溶いて使います。水の量で、自分の好みの濃さが作れます。アンティークな雰囲気にしたい時などは、ガッシュなどよりも、このウォールナッツインクの方が、ぴったりです。

フィキサチフ

フィキサチフは、定着液のことです。

本来は、木炭やパステル、チョークといった画面への定着が弱い色材を使った際、粉落ちや汚れを防止するために使います。カリグラフィーでも、作品作りの際、色鉛筆やパステルなどで下地作りをしたり、インクで墨流しをした際など、文字を書く前に、軽くスプレーしておけばよいと思います。

そんなに大量に使うものではないので、ホルベインのハンディタイプで充分かと。これ一本で、木炭紙(65.0×50.0cm)約12枚分スプレーできます。

ガムサンダラック

紙に付いた手指の脂などで、せっかく書いた文字が滲んでしまったことはありませんか?

そういう時には、事前に、紙にこのガムサンダラックという粉末状の滲み止めを使うとよいですよ。

使い方は、簡単です。書く前の用紙に、ガムサンダラックをふりかけて、指先で軽くこすりつけるように馴染ませるだけです。

また、丸い布の真ん中にガムサンダラックを入れて、ギュッと絞り、てるてる坊主のような形にして、書く前の用紙の上をポンポンと軽く叩いてもいくのもひとつのやり方です。

ご家庭の塩コショウ入れ!これもありかもしれません。一度にムラなく振りかけられそうですから…。

画材屋さんによっては、デザインパウダーという名前で置いているお店もあります。スタッフに「?」な顔をされたら「滲み止めの白い粉」と言ってみてください。これでけっこう通じるものです。

ペン先いろいろ

クラスの大半の方が使ってらっしゃるのは、Brause(ブラウゼ)というドイツ製のラウンドハンドペンだと思います。ペン先が少し斜めにカットされているペン先です。このペン先は、固くて厚みがあるので、ゴシック体など、しっかりとした文字に適しているといいます。また、筆圧の強い人向けでもあります。サイズは、5mm、4mm、3mm、2.5mm、2mm、1.5mm、1mm、0.75mm、0.5mmとミリ単位で揃っています。

一方、クラスの初期メンバーだと、Mitchell(ミッチェル)というランドハンドペンをお持ちの方もいらっしゃいますよね。Brauseよりもペン先が薄くて、短いペン先です。これは、イギリス製で、リザーバー(インク止め)を取り付けて使います。こちらの品揃えは、ペン先の幅の広い方から0(4mm)、1(3mm)、1 1/2(2.3mm)、2(2mm)、2 1/2(1.3mm)、3(1.1mm)、3 1/2(1mm)、4(0.8mm)、5(0.6mm)、6(0.4mm)です。個人的には、ちょっと苦手なペン先なのですが、慣れれば、繊細な線が出て、細い文字にも向いていると言われています。

今、クラスで格闘しているローマンキャピタル体には、Mitchellの方が書きやすいという声もあります。同じ書体を異なるペン先で書き比べてみるものよいかもしれません。

クラスの初期メンバーと、そうでないメンバーだと、習った書体や、持っている道具、それに教わった内容なども微妙に違っている可能性もあります。もし、気になることなどがあれば、初期メンバーに遠慮なく声をかけてくださいね。

お役にたてるかどうかわかりませんが、知ってることなら、お教えできるかもしれませんから…。

9月から11月までのスケジュール確認

11月までの予定は、以下のとおりになっています。
9月12日(土)*先生にお越しいただきます!
11月14日(土)
11月21日(土)→28日(土)に変更しました。ご注意くださいね!
お部屋は、いずれも13時から17時までお使いいただけます。

11月のスケジュール(予定)

11月のお部屋のご用意が、下記のとおり整いました。
11月14日(土) 13時〜17時
11月21日(土) 13時〜17時 →28日(土)に変更しました。ご注意くださいね!
10月は会場の都合で満室のためお部屋をご準備できませんが、その分については、11月に2回行うことにしました。ご了承ください。

サマークラス終了

7月〜8月には、サマークラスと題したオプションクラスを開講しました。ご参加いただいた皆様、お疲れさまでした。

ご参加いただけなかった方にも、プリントをお送りしますね。是非、ご参考になさってください。

次回は、9月12日(土)です。皆様にお会いできるのを楽しみにしていますね。

2009年8月6日木曜日

8月の課題

先生にお願いしていた添削が届きました。8月の練習日(8日)に皆様にお渡しいたしますね。

先生からは、全体的に、皆、ややセリフの細い線が短いので中途半端に見えてしまっているので、立派に書くように心がけてくださいというアドバイスをいただいています。

そして、注意点はほとんど皆、同じなので、お互いの添削を見せあいっこして、もう一度お手本をよく見て、どこがおかしいか、バランスが悪いかなど、お互いに言いあいっこしてみるのもよろしいか…と。

セリフを丁寧に美しく書くのは難しいですが、セリフの書き方のプリントや、スペースの取り方のプリントも同封していただいていますので、それらのプリントも添削と併せてお渡ししますね。

このセリフ付ローマンキャピタル体をマスターすれば、セリフなしやヴァリエーションが楽にかけるはず…。せっかく時間をかけてローマン体を習得しているのですから、これをマスターしなければ意味がないですからね。暑いですが、気合いを入れて頑張りましょうね!

2009年7月11日土曜日

ご馳走さまでした!

今回も、差し入れのおやつをご持参いただいた皆様、ご馳走さまでした。

Tさんに触発されて(?)手作りのポルボローネを差し入れてくださったDさん!お見事でした。レシピを一緒に立ち話程度に聞いていたはずなのに、この差は、いったい…?!

お菓子作りねぇ…。卵を卵白と卵黄に分けたり、小麦粉を二度ふるいにかけるとか…。どうもレシピ通りに材料をキチンと計って、手間を惜しまず…っていうのが苦手で。

カレーライスを作ろうとして、材料を切っていて、最終的には見事なハヤシライスが出来上がった私ですから…。

2009年6月19日金曜日

7月の課題

梅雨入り宣言をしたというのに、空梅雨が続き、まるで1カ月先取りしたような暑さですね。

先日のセリフ付きのローマン体について、クラスのKちゃんから「ブラウゼよりミッチェルの方が細い線が出しやすいかも…。セリフの塗りつぶしもしやすいかな…」というメールが届きました。どうやら、ミッチェルで試したようですね。ミッチェルのペン先をお持ちの方がいらっしゃれば、一度お試しあれ。そして、もしセリフが綺麗でないと感じられるようなら、Gペンで書いてみるのもありかもしれません。(時間はかかるとおもいますが…。)

7月の課題は、ボードに書き上げた単語以外に、あのラテン語のモットーを練習したり、ご自分のお好きな文章を練習したりして、一人一枚(B4)提出できるように頑張りましょう!

7月から11月までのスケジュール確認

11月までの予定は、以下のとおりになっています。
7月11日(土)
8月8日(土)
9月12日(土)*先生にお越しいただきます!
11月14日(土)
お部屋は、いずれも13時から17時までお使いいただけます。

なお、
先生には、10月にお越しいただく予定にしていましたが、会場の都合で10月は満室のため、急遽9月に変更しました。ご注意ください。

11月のスケジュール(決定)

11月のお部屋のご用意が、下記のとおり整いました。
11月14日(土) 13時〜17時
10月は会場の都合で満室のためお部屋をご準備できませんが、その分については、決定次第、またブログでお知らせしますね。

10月のスケジュール(決定)

10月は、会場の都合で満室のため、お部屋をご用意することができません。ご了承ください。

9月のスケジュール(決定)

9月のお部屋のご用意が、下記の通り整いました。
9月12日(土)13時〜17時
*先生には、10月にお越しいただく予定にしていましたが、会場の都合で10月は満室のため、急遽9月に変更しましたのでご注意ください。

2009年5月14日木曜日

プレゼントのお知らせ

下記の美術館の招待券をクラスの方に限りプレゼントします。 

京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町/岡崎公園内)
ラグジュアリー[ファッションの欲望]展の招待券 1組2名様(2枚)
2009年4月11日(土)〜5月24日(日)
ご希望の方は、メールにてご連絡くださいね。先着順とさせていただきますので、お早めに!

やっぱり、ローマンキャピタル…!

「日本・ベルギー レターアーツ展」の開催にあわせて、東京・名古屋・神戸で予定されているYves Leterme氏によるワークショップのうち、神戸で開催されるワークショップについて、少しだけ…。
日 時:7月11日(土)〜13日(月)10:00〜16:30
会 場:神戸三宮周辺を予定
受講料:22,000円(神戸カリグラフィーフォーラム会員)
受講料:24,000円(神戸カリグラフィーフォーラム会員以外)
定 員:16名
レベル:オールレベル(ローマンキャピタルの知識を持つことが望ましい)
*通訳あり
ほら、ローマンキャピタルの知識を持つことが望ましい…ですって!やっぱり、ローマンキャピタルは、基本中の基本なんですよ。頑張って練習しましょうね!

ちなみに、Yves Leterme氏について知りたい人方は、彼のサイトまで。

Yves Leterme氏 カリグラフィーワークショップ開催

「日本・ベルギー レターアーツ展」の開催にあわせて、Yves Leterme氏によるワークショップが、東京・名古屋・神戸で開催されるようです。ご興味のある方は、是非参加してみてくださいね!
Yves Leterme氏 カリグラフィーワークショップ
東 京詳細は、J-LAFのサイトまで。
2009年7月3日(金)〜5日(日)
 
Gesturual Writing
  [ジェスチュラル・ライティング]


2009年7月15日(水)〜16日(木)
 DRAWN CAPITALS AND MODERN VERSALS 
 [描いた大文字とモダン・ヴァーサル]


名古屋:詳細は、J-LAFのサイトまで。
2009年7月7日(火)〜8日(水)
 Experimental Layout
  [実験的レイアウト]


神 戸詳細は、神戸カリグラフィーフォーラムのサイトまで。
2009年7月11日(土)〜13日(月)
 DRAWN CAPITALS AND MODERN VERSALS 
 [描いた大文字とモダン・ヴァーサル]

浅葉克己氏 セミナー

 
ジャパン・レターアーツ・フォーラムから素敵なフライヤーが届きました。以前にもお知らせした「日本・ベルギー レターアーツ展」のフライヤーです。
日本・ベルギー レターアーツ展(Japan-Belgium Letter Arts Exhibition)
テーマ:Line & Spirit ー線とこころー
会 期:2009年7月2日(木)〜7月14日(火)
会 場:BankART Studio NYK 2Fギャラリー(横浜市中区海岸通り3-9)
*詳細は、
J-LAFのサイトまで。
展覧会の開催にあわせて、浅葉克己氏によるセミナーが開催されるようです。ご興味のある方は、是非参加してみてくださいね!
浅葉克己氏 セミナー
世界中には、いろいろな文字がある。文字の基本的な機能は、意味を伝達することだ。しかし文字は、意味を伝えるというだけでなく、それ自体が美しいものだ。地球文字探検家の浅葉氏が、文字芸術に対する見方、感じ方、触れ方を紹介する。

日 時:2009年7月11日(土)18:00〜20:00
場 所:
BankART Studio NYK(横浜市中区海岸通り3-9)
    日本・ベルギー レターアーツ展会場内

*事前の申し込みが必要です。詳細は、J-LAFのサイトまで。

2009年4月19日日曜日

5月の課題

先週からスタートしましたが、その後お家で練習なさっている方、いらっしゃいますか?そんな方のために、5月の課題などを少し…。

先週の文字のスペースを測るカンニングペーパーなしでもすらすら書けるようになるまで練習できれば…と思っています。それが、5月の課題です。スケルトンなので文字の高さは、好きな高さで、できれば高いのから低いのまで練習して、それができればペンで練習まで、できるでしょうか。

毎日少しずつでも練習できる時間を作れるとよいのですけどねぇ…。

2009年4月18日土曜日

プレセントのお知らせ

下記の美術館・博物館の招待券をクラスの方に限りプレゼントします。 

西宮市大谷記念美術館(西宮市中浜町4-38)
ウィリアム・モリス展の招待券 1名様(1枚)
2009年4月4日(土)〜5月24日(日)


堀江オルゴール博物館(西宮市苦楽園4-7-1)
招待券 1組2名様(2枚)
有効期限:2009年6月30日まで
どちらの招待券かを明記の上、メールにてご連絡くださいね。先着順とさせていただきますので、ご希望の方はお早めに!

2009年4月13日月曜日

松島里佳 展:中世の宝石

カリグラフィーではありませんが、中世の写本などがお好きな方は、是非。
松島里佳 中世の宝石 イルミネーションの世界
日 時:2009年4月7日(火)〜4月19日(日)
    11:00〜19:00
会 場:Gallery Volver
    大阪市中央区淡路町3-4-13 東和ビル1F
    御堂筋線淀屋橋駅11番出口徒歩3分
装飾写本や彩色写本など、中世の世界を堪能できる展覧会。飾り文字や縁取りなど、金箔やラピスラズリや鉱物から採った色鮮やかな顔料で描かれた金装飾画(イルミネーション)の世界ですよ。

興味のある方は、彼女のサイトもどうぞ。

後日談
松島さんの世界は、キラキラしていて、展覧会タイトルどおり、宝石箱をひっくり返したような美しさ!ため息がでるばかりでした。ご本人は…といえば、どんな拙い質問・疑問にも丁寧に優しくお答えくださる女神様のような可愛らしいお方で、あれこれ1時間くらいお邪魔していた気がします。「本物」は違います、やっぱり…。

あった、水彩色鉛筆!

ペン先で書くことより、まず鉛筆でアルファベットの形を理解してからペン先へと進みましょうという先生のご意向でしたが、やっぱり時間内にはペン先まではいかず、最後に、水彩色鉛筆で作品(?)を仕上げるのが精一杯でしたね。

確か、家にも水彩色鉛筆があったはず…と思って、がさごそと探したところ、出てきました。

STAEDTLER社のKARAT Aquarellと、FABER-CASTELL社のGOLDFABERが、それぞれ6本、計12本。いずれもドイツの老舗メーカーのものですが、確か、両方とも、友人からいただいたもののはず。こういうのが好きだと思われてるのでしょう。メーカーが違うため、同じ色でも微妙に色合いが異なるので、ちょっと得した気分です。

クラスでは、赤紫とピンクという同系二色を使い、水を含ませた太めの筆で全体をぼかしました。

先生からは、これを下地に使って、同じ文章をイタリック体など異なる書体で、上から書けば、それなりの作品になりますよ…とか、同じ書体で、小さく書くというのもありですよ…とか、いろいろアドバイスをいただきましたが、どうしましょうか。

失敗したら…と思いますが、まぁ、水彩色鉛筆もあることですし…。紙は、MBM木炭紙でしたよねぇ…。

それにしても、キレイに「O」の内側だけをにじませたりしている方とか、こういうところで性格ってわかりますよね…。

岡崎ゆみこ 展:guruguru

 
ギャラリー猫亀屋さんからお知らせが届きました。
岡崎ゆみこ展 guruguru
日 時:2009年4月16日(木)〜4月23日(木)
    10:00〜17:00(会期中無休)
場 所:ギャラリー猫亀屋
    大阪府泉南郡岬町淡輪4193-2
    072-425-4883
18日(土)には、かとうひろこ氏による舞踏パフォーマンス(15:30〜)や、オープニングパーティ(16:00〜18:00)もあります。

運がよければ、看板娘(?)の猫ちゃんたちにも会えますよ。(亀さんはお散歩に出ることはないようですけど、猫ちゃんたちは、気ままにお散歩に出かけてしまうみたいで…。)

ちなみに、18日、19日、21日の3日は、ご本人が在廊予定です。お気軽にどうぞ。


後日談
運よく猫ちゃんにお会いできまして、思いっ切り遊んで帰ってきました。ホワホワでフカフカで、グリグリ触りまくっているのにおとなしくって、ゴロゴロのどを鳴らして、気持ちよさげにフニィ〜としているので、なんてかわいいんだと思って、更に触りまくり、え…、岡崎ゆみこさん?って感じでした。大変失礼いたしました…。

整理整頓

Yさんのペン先入れ、素晴らしかったですね。「100均、100均…」と謙遜していらっしゃいましたが、お見事でした。あれは、100円ショップで売ってるピルケースとテプラによるコラボですね。

私の場合、ひとつのケースに、ごちゃごちゃ…と入れてしまっているので、いざとなるとお目当てのペン先を探しだすのにひと苦労なんですよねぇ。

先生の、製本もまるで作品のようでした。新しく習ったことは、復習を兼ねて書き直し、それを製本なさっているだなんて、見習わないといけませね。私など、練習したレイアウトパッドばかりがたまってきて、見直すこともできない状態ですから…。

恐れ多くも…。

マス目のノートパッドがあったので、さっそくローマン・キャピタル体の練習帳にしました。

先生がおっしゃったように、コンパスやテンプレートで円を描いた方が、断然書きやすいです。毎回こんなことやってられないというのも確かですけどね。まぁ、何事も、最初が大切ですから、習慣にしてしまえば…。

クラスでは「レオナルド・ダ・ヴィンチのあれ…」としか言えませんでしたが、あれ…とは『ウィトゥルウィウス的人体図』のことを言いたかったんです。

これです、これ。ご覧になったことあるでしょう?(『ダ・ヴィンチ・コード』ですっかりお馴染になりましたが。)

円や正方形を描いていると、思わずこの図が思い浮かんだものの、『ウィトゥルウィウス的人体図』という言葉がスッと出てこなくて…。鉛筆書きの拙い文字からは想像もできないでしょうけど、恐れ多くも、この図が浮んできたんですわ。すみません。

ちなみに、パチオーリという数学者は、レオナルド・ダ・ヴィンチのデッサンのように、方眼の枠に入れた人体の比率から「神聖比率」を割り出し、それに基づいて文字を作ったそうです。(『文字の歴史』より)

『文字の歴史』をパラパラ見ていると、こんな図版も出てきました。「神聖比率」に基づいた「I」と「K」(トリーの論文より)とあります。

神聖比率は、いわゆる黄金比ですね。1:1.618…でしたっけ?

8月のスケジュール(決定)

8月のオプションクラスのためのお部屋のご用意が、下記の通り整いました。
8月8日(土)13時〜17時
7 月〜8月は、夏休み期間ですが、希望者がいらっしゃるようでしたら、オプションクラスを開催しようと思います。6月のクラス終了時から9月に再開するまで 不安だわ…という方、やっぱり毎月1回コンスタントに集まらないとリズムが狂っちゃうわ…という方、単に涼みたい方…。是非、ご参加くださいね。

フリーマーケットのお知らせ

スタジオ レターアーツからのお知らせです。
CALLIGRAPHY & CRAFT 関連 フリーマーケット開催
日 時:2009年4月25日(土)
    11:00〜17:00
場 所:スタジオ レターアーツ
    芦屋市平田北町4-18-203
カリグラフィー関係を中心にしたフリーマーケットが芦屋で開催されます。出品作品は、書籍・用具箱・紙・雑貨類・製本用クロス・額など。

なお、このフリーマーケットは、J-LAF主催「日本・ベルギーレターアーツ展」の支援を目的のひとつとして開催されるそうです。

芦屋方面へ行かれる予定のある方は、お見逃しなく!

to be continue

いよいよ始まりましたね。

新体制のクラスのスタートにふさわしく、書体は、ローマン・キャピタル体です。勉強するには、すごく時間もかかり、地道な練習も必要で、大変な書体という噂ですが、アルファベットの形を知るには一番適した書体なので、本来一番最初に学んだらよい書体なんだそうです。

カルチャーセンターなどでは滅多に…というか、絶対に教えていただける機会のない書体と向き合えたり、文字の歴史や、紙のことなどを教えていただけるのも、このクラスのよさです。

あまり5回で完結とか、1年で完結と思わないで「to be continue」の精神であれば、飾り文字なども交えながら、いろんな字体をご教示いただけるようですので「to be continue」です、「to be continue」。クラスのない時にでも、できるだけ個人で練習できるような書体ということで、先生が考えてくれた書体なので、皆さん、頑張って練習しましょうね。

次回は、5月23日(土)です!

2009年4月10日金曜日

松村デザイン事務所:建築展

建築関係の展覧会なのですが、お好きな方、いらっしゃいませんか…?

北欧オーガニックデザインの家具や雑貨のほか、国内の作家による木の器などを展示販売しているショップでの展覧会です。
松村デザイン事務所 建築展
会 期:2009年4月11日(水)〜5月9日(日)

    13:00〜19:00
会 場:Shop Lusto
    和歌山市元博労町55 ILMA 1F
    073-427-2022
定休日:日曜・祝日
なお、4月11日(土)には、村松基安さん交えてのギャラリー・トークが予定されています。(16:30~19:00)お気軽に(!)ご参加くださいね。

後日談
ギャラリー・トーク、まーったくお気軽な雰囲気ではなかったですねぇ。難しい、難しい。建築やインテリアは、好きな分野なんですが「好き」なだけじゃ、ついていけませんでしたわ…。もっと勉強しなくっちゃ。


東京製本倶楽部展:紙の技、本の技

 
東京製本倶楽部からのお知らせです。
10周年記念 第5回東京製本倶楽部展「紙の技、本の技」
会 期:2009年4月29日(水)〜5月6日(日)
    10:00〜18:00(初日14:00から/最終日17:00まで)
会 場:目黒区美術館 区民ギャラリー
    
東京都目黒区目黒2-4-36
お問い合わせ:080-6505-5589(東京製本倶楽部展実行委員会)

なお、会期中には下記のイベントが予定されてます。

ギャラリートーク:5月4日(月)14:00〜15:20
  「愛書家の肖像」山田俊幸
紙すき実演:5月5日(火)14:00〜16:00
   田村正

また、期間限定で目黒製本工房での実演、ギャラリーツアーなども会期中随時開催予定です。

詳細は、東京製本倶楽部のサイトをご覧ください。

2009年4月2日木曜日

湯川雅紀 展

 
カリグラフィー関係ではないのですが…。
湯川雅紀 展
会 期:2009年4月11日(土)〜4月19日(日)
    水曜休廊
時 間:10:00〜18:00(最終日16:00まで)
会 場:画廊ビュッフェファイブ
    海南市大野中608-11
    073-482-1994
ちょっと遠いですが、お時間のある方は是非。

護念寺:一護一会 展

春です。4月です。新年度ですね。
大屋根改修工事にたずさわった 一護一会 展
会 期:2009年4月6日(月)〜4月10日(金)
時 間:11:00〜19:00
会 場:護念寺
    和歌山市吹上1-6-8
    073-422-4747
実は、この護念寺というお寺は、現代的なイベントを行うお寺として有名で、本堂の阿弥陀様の前でポップスのコンサートが行われたり、映画上映会や講演会を開催されたりしています。

昨年の秋には、梯剛之さんのピアノコンサートが開催されました。阿弥陀様とべートーヴェンのプログラム。なんとも不思議な組み合わせのように思いますが、これがなかなかよい雰囲気で、いつものコンサートホールとは異なる感動的なコンサートでした。


今回は、陶芸家や、図画工作人、植物造形家、そしてお寺の住職による、お寺の本堂での展覧会です。展覧会タイトルにあるように、皆様、お寺の大屋根改修工事にたずさわった方たちが、それぞれの分野で本堂を彩る記念展とのこと。

もし、境内にお車を止められない時は、近隣の有料駐車場をご利用くださいね。

後日談
お寺の改修工事に、陶芸作家たちがどのような形で関わったのか、いただいたDMを見てもわからず、展覧会を拝見してもわかりませんでしたが、直接ご本人たちにお話を伺う機会があって、やっとわかりました…。今回の改修にあたり、瓦の下に置いてあった土を使って器を焼き、
信者様やご寄附をいただいた方々に記念品としてお配りしたのだそうです。廃材も燃料として使ったそうです。普段使っている土や燃料とは異なるので、何かとご苦労があったようですが、素敵な記念品ですよね。

2009年3月13日金曜日

ブリュージュ East Writes West 展

1月29日にもお知らせしましたが、2007年にベルギーのブリュージュで開催された日本人カリグラファーの作品展が、来週、東京にやってきます。

ブリュージュ East Writes West 展
会 期:2009年3月16日(月)〜3月22日(日)
会 場:
2会場同時開催
  1. ギャラリー・はねペン工房東京都文京区向丘1-8-611:00〜19:00(最終日:〜17:00) 
  2. 喫茶おとら(東京都文京区向丘1-9-18)9:00〜20:00
後 援:日本・ベルギー協会

詳しくは、こちらのサイトまで。ブリュージュでの様子も見ることができますよ!

2009年3月11日水曜日

JAPAN(漆)

 
橋爪玲子さんの個展に出かけました。

お父様、お母様と一緒に、ご一家揃って漆作家として活躍されています。伝統的な技法で大きな作品も制作されるお父様、お茶道具や器などがお得意なお母様、そして身の回りの小物やアクセサリーなど若い女性ならでは感性をお持ちのお嬢様です。

2月には、ギャラリー猫亀屋で、お父様の展覧会がありましたが、日常業務に追われて、こちらは見に行けませんでした…。

西洋のカリグラフィーも素敵ですが、日本の伝統も素晴らしい!…と思いませんか?なんてったって、漆は英語で japan 。まさに日本を代表するのが漆なのですよ。
urushi works − 橋爪玲子 漆作品展 −
会 期:2009年3月5日(木)〜3月11日(水)
時 間:11:00〜18:00
会 場:Msギャラリー12番丁
    和歌山市12番丁10 本山ビル2F

4月から7月までのスケジュール確認

いよいよ4月からカリグラフィーのクラスが始まります。

7月までの予定は、以下のとおりになっています。
4月11日(土)
5月23日(土)*16日から変更しています!
6月13日(土)
7月11日(土)
お部屋は、いずれも13時から17時までお使いいただけます。

7月のスケジュール(決定)

7月のオプションクラスのためのお部屋のご用意が、下記の通り整いました。
7月11日(土)13時〜17時
7月〜8月は、夏休み期間ですが、希望者がいらっしゃるようでしたら、オプションクラスを開催しようと思います。6月のクラス終了時から9月に再開するまで不安だわ…という方、やっぱり毎月1回コンスタントに集まらないとリズムが狂っちゃうわ…という方、単に涼みたい方…。是非、ご参加くださいね。

2009年3月10日火曜日

カリグラフィー関西作品展

 
2009年カリグラフィー関西作品展
会 期:2009年3月10日(火)〜15日(日)
時 間:10:00〜18:50(最終日16:00まで)
会 場:西宮市立北口ギャラリー
    兵庫県西宮市北口町1番2号
    アクタ西宮東館6階
    0798-69-3160
2月18日にお知らせした内容ですが、DMをいただいたので画像をアップしておきますね。

DMによれば、3月15日の14時から、出展者による作品解説ツアーが予定されているようです。

そして『羽ペン挑戦中!』という企画も、3月14日の14時からと、15日の12時から計画されているようですよ。残念ながら、羽ペンをつくるワークショップではなく、羽ペンについての歴史などのお話と、実際に作って、文字を書くところまでを紹介していただけるという内容らしいですが、ご興味のある方は、ぜひ!

2009年3月7日土曜日

傾斜台

クラスで話題になった傾斜台ですが、購入当時(2002年12月)の資料を探したところ、やはりジャスト5,000円でした。

このブログのお気に入りリストにも挙げている「craft.bz」「紙の温度」でも購入できますよ。

もちろん、日曜大工が得意な方なら、ホームセンターなどでベニヤ板などを手に入れさえすれば、作ることだってできそうですね!

ここはひとつ、ご自分でいかがですか?

ポルボローネ

カリグラフィーのクラスの後、立ち寄ったお店で見つけて、Tさんのお味が忘れられず、思わず買ってしまったポルボローネ。

ホロホロ、サクサク。Tさんと同じお味がします!

で、やっぱり「ポルボローネ」と3回唱えるのを忘れて、ついつい、ひとつ、またひとつ…と手が伸びてしまいます。(
幸せは、どんどん遠のいていきます。)

ちなみにこのお店、Cait Sith(ケイト・シー)といいます。イギリス各地に住む猫の妖精のことだそうです。

店内は、いい匂いに包まれ、美味しそうなお菓子や、
山田詩子さんの猫のイラストもかわいいカレルチャペック紅茶店の商品などでいっぱい。思わずお店ごと買いたいくらいです。

お店のマークも、ほら…。猫が泡立器を持っています!

妖精といえば、Kさんの描いた妖精の絵、すごくお上手でしたね。Mさんのお家に住む猫ちゃんたちのお話も、もっと聞きたかったです。

皆様にお会いできるのを次回も楽しみにしていますね。次回は、4月11日(土)です!

ご馳走さまでした

差し入れのおやつをご持参いただいた皆様、ご馳走さまでした。

なかでも、手作りのポルボローネを差し入れてくださったTさん!ご馳走さまでした!

皆様「美味しい、美味しい!」と召し上がっていましたが、ご存知でしたか?

このポルボローネというクッキー、1200年の歴史があるスペイン・アンダルシア地方のお菓子で、結婚式やクリスマスなどお祝い事には欠かせない…って、そんなウンチクではなくって!

とっても口どけがよかったでしょう?なんと、お口の中で崩れてなくなってしまうまでに「ポルボローネ」と3回唱えることができれば、幸せが訪れるという言い伝えがあるんだそうですよ!

以上、カリグラフィーのクラスの後、立ち寄ったお店で仕入れた情報でした。

いよいよスタート

いよいよ2009年度のクラスがスタートしました。

プレスタートクラスにご参加くださった7名の皆様、ありがとうございました。残念ながら、今回ご参加できなかった2名の方も加わり、4月からは9名でカリグラフィーのクラスが始まります。

あんなことがしたい、こんなことがしたい…といったリクエストなどがあれば、いつでもご連絡くださいね!

2009年3月3日火曜日

ウィリアム・モリス 展

国立国際美術館へ行った時に、見つけたチラシです。

春には、またウィリアム・モリスの展覧会があります。カリグラフィー作品は期待できませんが、会場である西宮大谷記念美術館には、素敵な日本庭園があったり、その佇まいが、モリスの雰囲気にぴったりだろうな…と思います。

京都国立近代美術館で見た『輝く平原の物語』もまた出品されるようですが、今回は、1891年版のようです。

ウィリアム・モリス展
会 期:2009年4月4日(土)〜5月24日(日)
時 間:10:00〜17:00
会 場:西宮市大谷記念美術館
    西宮市中浜町4-38
    0798-33-0164

曇りと雨のあいだに

ここしばらく、曇ったり、雨が降ったり…。なかなか出かける気にはなれませんでしたが、久しぶりに晴れのお天気ということもあって、国立国際美術館で行われている『新国誠一の《具体詩》詩と美術のあいだに』を見てきました。

漢字を「へん」と「つくり」に分けて視覚的に作品を作ったり、日本語の音(おん)で言葉遊びをしてみたり、文字そのものに意味を持たないアルファベットでは、絶対にできないだろうな…と思うような作品がたくさんありました。


新国新一の《具体詩》詩と美術のあいだに
会 期:2008年12月6日(土)〜2009年3月22日(日)
時 間:10:00〜17:00(金曜日は19:00まで)
会 場:国立国際美術館
    大阪市北区中之島4-2-55
    06-6447-4680

2009年2月28日土曜日

締め切りました

3月のプレスタートクラス、並びに4月スタートのクラスについては、昨日の15時をもって申込受付を締め切りました。

たくさんのお申込をありがとうございました!皆様にお会いできるのを楽しみにしていますね。

2009年2月27日金曜日

Jean Paul Gaultier

もう、ご覧になりましたか?

モジトルのブログに掲載されていますが、Jean Paul Gaultier が、09年春夏パリ・オートクチュールコレクションを発表。今回のテーマが、カリグラフィーなんだそうです。

美しいドレスもさることながら、ショーの最後の方で、モデルが羽ペンを持ってカリグラフィーのパフォーマンスする所も必見ですよ。

ま、こんな服着て、町は歩けませんが…。

動画を見たい方は、こちらまで。

2009年2月23日月曜日

周藤香織:陶展

 
カリグラフィーと関係のない展覧会のお知らせが続いて申し訳ないです…。
周藤香織 陶展 white and Butterfly dream
会 期:2009年3月18日(水)〜3月22日(日)

時 間:11:00〜18:00(土日は、19:00まで)
会 場:ギャラリートマト    
    和歌山市板屋町3
   
    073-422-7852
期間中は、ご本人がずっと在廊しています。プレゼント用ラッピング等もしっかりいたします…とのことなので、お気軽にお声をかけてあげてくださいね。

橋本和明 展:kanon

 
カリグラフィー関係ではないのですが…。
橋本和明展 −kanon−
会 期:2009年2月19日(木)〜3月1日(日)
    (休廊:2月24日)
時 間:11:00〜18:00(最終日17:00まで)
会 場:Msギャラリー12番丁
    和歌山市12番丁10 本山ビル2F
昨春、みさき公園近くのギャラリー猫亀屋でも同じ−kanon−シリーズの展覧会を開催していました。−kanon−(戒律)というタイトルどおり、厳かな、祈りを捧げたくなるような彫刻作品とデッサンの展覧会です。会場の片隅には、彫刻作品から生まれたシルバーアクセサリーもあります。(もちろん、買えます!)

右往左往しています

作品展の会場探しで右往左往しています。

毎年は無理でしょうから、隔年の開催を目指しているのですが、さて、どこでやりましょうか?

皆さんからいただく出品料などとの兼ね合いもあるので、会場代もできるだけお安いところがあればそれはそれで嬉しいのですが、たくさんの人にお越しいただける場所でないと…とも思うと、なかなか難しいですね。人気のある場所だと、かなり早い時期から予約をしておかなければなりませんし…。

どこか、こんなところで、自分たちの作品展がやれたらいいな…と思うような場所があれば教えてくださいね。

2009年2月21日土曜日

お勧めの本

ティニ・ミウラさんについては、マーブルペーパーを作ろうとした時に知りました。

昨年12月にミニブックづくりのワークショップを開催した時、
先生から表紙にしたい包装紙ななどを各自で用意するように言われ「マーブルペーパーやアクリル絵具で作ったペーストペーパーがあれば表紙に使えますよ」という連絡をいただいていたのです…。

で、無謀にも、このマーブルぺーバーを自分で作ろうとして、図書館であれこれ本を探していた時に、素晴らしい本を見つけました。それが、ティニさんの『
私の製本装幀芸術の世界 』と『美しい本 』。ティニさんは、正しくは、ケルスティン・ティニ・ミウラとおっしゃるようです。 興味のある方は、ぜひ図書館でご覧になってみてくださいね。貴重な大型本なので、一般の閲覧室にはなく閉架書庫にありますが、司書さんにお願いすれば出してきてくれますよ。

ちなみに、マーブルペーパーづくりは、やりましたよ!楽しかったです。

Nobel Diploma

ノーベル賞の賞状が、とても美しいカリグラフィーで書かれていることをご存知ですか?

昨秋、結婚する友人のためにウェルカム・ボードを作成したのですが、その時、額装をお願いした画材屋の社長さんが「こんなん書けるんやったら、賞状とか書いたらカッコエエのとちゃうの?」とおっしゃっていたので、あれこれサイトで探していたら…。

見つけました!

見開きで見た時に、左側が画家による絵、右側がカリグラファーによる書で、もちろん出来上がった賞状は、世界に1つしかない1点ものなのです。残念ながら、97年以降のものしか見ることができないのですが、
ほぇ〜っと思いながらも、日本人受賞者だけをピックアップしてみました。
湯川 秀樹(1949 物理学賞)
朝永振一郎1965 物理学賞
川端 康成1968 文学賞
江崎玲於奈1973 物理学賞
佐藤 栄作1974 平和賞
福井 謙一1981 化学賞
利根川 進1987 生理学・医学賞
大江健三郎1994 文学賞
白川 秀樹2000 化学賞
野衣 良治2001 化学賞
小柴 昌俊(2002 物理学賞)
田中 耕一2002 化学賞
小林  誠2008 物理学賞
益川 敏英2008 物理学賞
南部陽一郎2008 物理学賞
下村  脩2008 化学賞
根気のある方は、ノーベル賞のサイトで、ぜひ日本人以外の受賞者のものもご覧になってみてくださいね。

ちなみに、
朝永振一郎1965 物理学賞と、川端 康成1968 文学賞)の賞状に関しては、Tini Miura(ティニ・ミウラ)さんのサイト見ることができます。(works をクリックすれば、ノーベル賞賞状の作成について、詳しく書かれています。)

Museo Diocesano di Padova

どこかの教会で写本の会なんてやってないかしら…なんてことを思っていて、ふと思い出しました。

07年にパドヴァに行った時、カリグラフィーの講座を開催している教会堂を見つけたのです。ジョットのフレスコ画のあるスクロヴェーニ礼拝堂で有名な町パドヴァですが、見どころは他にもたくさんありました。中心街の東側にあるドゥオーモも、そのひとつで、このドゥオーモの裏側にぐるっと回ると、そこに、12 世紀の手書きのラテン語などで記された書物などが保管されているPalazzo Vescovile(司教の館)、Museo Diocesano di Padova(司教博物館)があったのです。中に入ると博物館というより、むしろ宗教関連の図書館といった方がよさような雰囲気でしたが、ここで、corsi(講座)が用意されていたのです。

そして、持って帰ってきたのが、これ。Calligrafia e Miniaturra と書かれたパンプレットです。季節が07年の秋だったので、運良く06-07と、07-08のパンフレットを手に入れることができました。

中を見てみると、このとおり。ほら、カリグラフィーしてる写真も…!

思わす数部持ち帰ってきてしまい、いつもお世話になっているカリグラフィーの先生にも差し上げました。

先生は、Monica Dengo の講師名を見つけると「この人、知ってるわ」とおっしゃっていました。さすがですね!

Salve Regina

クラスのKちゃんからのフランス旅行のおみやげのポストカードは、もう一枚ありました。

これも、同じベロック修道院内で制作された『Salve Regina(幸いなるかな女王)』の楽譜。聖母マリア様への讃歌ですね。

これは、合唱隊をふたつに分けて交互に歌うアンティフォナという形式で歌われる聖歌で、
聖務日課の終歌で歌われる4つの聖母マリア様のためのアンティフォナのうちの1つ。4つのうち、必ず1つを歌うことになっている、とても大切な聖歌の1つなのです。

飾り文字になっているのは、見たまんまの「S」。Salve Regina, mater misericordie, Vita, dulcedo, et spes nostra, Salve.(幸いなるかな女王、憐れみの母、私たちの生命と、甘美さと、希望よ。と、またもやラテン語が続きます。

それにしても、このギルディング部分が美しいですね…。

近所のお寺では、毎日曜日の朝に写経の会をやっているのですが、どこかの教会で写本の会なんて、やってないでしょうか。

…って、やってたら、どうなんですか?行くんですか?まさか…。

2009年2月20日金曜日

Credo

ポストカード続きの小話をひとつ…。

これは、クラスのKちゃんからのフランス旅行のおみやげのポストカード。
裏には、Credo Abbaye de Belloc ©Editions Ezkila, Abbaye de Belloc, 64240 URT-FRANCE という表記があります。 直訳すれば、フランスのウルト村にあるベロック修道院内で制作されたミサ曲『Credo(信仰告白)』の楽譜…ということでしょうか。

フランス南西部、スペインとの国境近いバスク地方にあるウルト村のベロック修道院…といえば、その名も『Abbaye de Belloc』というチーズがあります。 厳しい戒律で知られるベネディクト派の神父様たちによって開かれたベロック修道院での生活は、早朝2時頃に起き、夜8時頃寝るまでの間、毎日4-5時間の祈り、6-7時間の労働、そして2時間の読書と写本というものだったそうです。基本的に、自給自足の生活だったようですから、チーズを作ることも当然だったのかもしれません。

ここには、3人の修道士が描かれていますが、彼らも、チーズを作っていたのでしょうね。ちなみに、これは、Credoの「C」。Credo in unum Deum, Patrem omnipotentem, factorem caeli et terae, visibilium omnium et invisibilium.(我は信ず、唯一の神、全能の父、天と地、見ゆる物、見えざる物全ての造り主を。)ラテン語だそうです。