東日本大震災にて被災された皆様に心からお見舞い申し上げますともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

2009年4月19日日曜日

5月の課題

先週からスタートしましたが、その後お家で練習なさっている方、いらっしゃいますか?そんな方のために、5月の課題などを少し…。

先週の文字のスペースを測るカンニングペーパーなしでもすらすら書けるようになるまで練習できれば…と思っています。それが、5月の課題です。スケルトンなので文字の高さは、好きな高さで、できれば高いのから低いのまで練習して、それができればペンで練習まで、できるでしょうか。

毎日少しずつでも練習できる時間を作れるとよいのですけどねぇ…。

2009年4月18日土曜日

プレセントのお知らせ

下記の美術館・博物館の招待券をクラスの方に限りプレゼントします。 

西宮市大谷記念美術館(西宮市中浜町4-38)
ウィリアム・モリス展の招待券 1名様(1枚)
2009年4月4日(土)〜5月24日(日)


堀江オルゴール博物館(西宮市苦楽園4-7-1)
招待券 1組2名様(2枚)
有効期限:2009年6月30日まで
どちらの招待券かを明記の上、メールにてご連絡くださいね。先着順とさせていただきますので、ご希望の方はお早めに!

2009年4月13日月曜日

松島里佳 展:中世の宝石

カリグラフィーではありませんが、中世の写本などがお好きな方は、是非。
松島里佳 中世の宝石 イルミネーションの世界
日 時:2009年4月7日(火)〜4月19日(日)
    11:00〜19:00
会 場:Gallery Volver
    大阪市中央区淡路町3-4-13 東和ビル1F
    御堂筋線淀屋橋駅11番出口徒歩3分
装飾写本や彩色写本など、中世の世界を堪能できる展覧会。飾り文字や縁取りなど、金箔やラピスラズリや鉱物から採った色鮮やかな顔料で描かれた金装飾画(イルミネーション)の世界ですよ。

興味のある方は、彼女のサイトもどうぞ。

後日談
松島さんの世界は、キラキラしていて、展覧会タイトルどおり、宝石箱をひっくり返したような美しさ!ため息がでるばかりでした。ご本人は…といえば、どんな拙い質問・疑問にも丁寧に優しくお答えくださる女神様のような可愛らしいお方で、あれこれ1時間くらいお邪魔していた気がします。「本物」は違います、やっぱり…。

あった、水彩色鉛筆!

ペン先で書くことより、まず鉛筆でアルファベットの形を理解してからペン先へと進みましょうという先生のご意向でしたが、やっぱり時間内にはペン先まではいかず、最後に、水彩色鉛筆で作品(?)を仕上げるのが精一杯でしたね。

確か、家にも水彩色鉛筆があったはず…と思って、がさごそと探したところ、出てきました。

STAEDTLER社のKARAT Aquarellと、FABER-CASTELL社のGOLDFABERが、それぞれ6本、計12本。いずれもドイツの老舗メーカーのものですが、確か、両方とも、友人からいただいたもののはず。こういうのが好きだと思われてるのでしょう。メーカーが違うため、同じ色でも微妙に色合いが異なるので、ちょっと得した気分です。

クラスでは、赤紫とピンクという同系二色を使い、水を含ませた太めの筆で全体をぼかしました。

先生からは、これを下地に使って、同じ文章をイタリック体など異なる書体で、上から書けば、それなりの作品になりますよ…とか、同じ書体で、小さく書くというのもありですよ…とか、いろいろアドバイスをいただきましたが、どうしましょうか。

失敗したら…と思いますが、まぁ、水彩色鉛筆もあることですし…。紙は、MBM木炭紙でしたよねぇ…。

それにしても、キレイに「O」の内側だけをにじませたりしている方とか、こういうところで性格ってわかりますよね…。

岡崎ゆみこ 展:guruguru

 
ギャラリー猫亀屋さんからお知らせが届きました。
岡崎ゆみこ展 guruguru
日 時:2009年4月16日(木)〜4月23日(木)
    10:00〜17:00(会期中無休)
場 所:ギャラリー猫亀屋
    大阪府泉南郡岬町淡輪4193-2
    072-425-4883
18日(土)には、かとうひろこ氏による舞踏パフォーマンス(15:30〜)や、オープニングパーティ(16:00〜18:00)もあります。

運がよければ、看板娘(?)の猫ちゃんたちにも会えますよ。(亀さんはお散歩に出ることはないようですけど、猫ちゃんたちは、気ままにお散歩に出かけてしまうみたいで…。)

ちなみに、18日、19日、21日の3日は、ご本人が在廊予定です。お気軽にどうぞ。


後日談
運よく猫ちゃんにお会いできまして、思いっ切り遊んで帰ってきました。ホワホワでフカフカで、グリグリ触りまくっているのにおとなしくって、ゴロゴロのどを鳴らして、気持ちよさげにフニィ〜としているので、なんてかわいいんだと思って、更に触りまくり、え…、岡崎ゆみこさん?って感じでした。大変失礼いたしました…。

整理整頓

Yさんのペン先入れ、素晴らしかったですね。「100均、100均…」と謙遜していらっしゃいましたが、お見事でした。あれは、100円ショップで売ってるピルケースとテプラによるコラボですね。

私の場合、ひとつのケースに、ごちゃごちゃ…と入れてしまっているので、いざとなるとお目当てのペン先を探しだすのにひと苦労なんですよねぇ。

先生の、製本もまるで作品のようでした。新しく習ったことは、復習を兼ねて書き直し、それを製本なさっているだなんて、見習わないといけませね。私など、練習したレイアウトパッドばかりがたまってきて、見直すこともできない状態ですから…。

恐れ多くも…。

マス目のノートパッドがあったので、さっそくローマン・キャピタル体の練習帳にしました。

先生がおっしゃったように、コンパスやテンプレートで円を描いた方が、断然書きやすいです。毎回こんなことやってられないというのも確かですけどね。まぁ、何事も、最初が大切ですから、習慣にしてしまえば…。

クラスでは「レオナルド・ダ・ヴィンチのあれ…」としか言えませんでしたが、あれ…とは『ウィトゥルウィウス的人体図』のことを言いたかったんです。

これです、これ。ご覧になったことあるでしょう?(『ダ・ヴィンチ・コード』ですっかりお馴染になりましたが。)

円や正方形を描いていると、思わずこの図が思い浮かんだものの、『ウィトゥルウィウス的人体図』という言葉がスッと出てこなくて…。鉛筆書きの拙い文字からは想像もできないでしょうけど、恐れ多くも、この図が浮んできたんですわ。すみません。

ちなみに、パチオーリという数学者は、レオナルド・ダ・ヴィンチのデッサンのように、方眼の枠に入れた人体の比率から「神聖比率」を割り出し、それに基づいて文字を作ったそうです。(『文字の歴史』より)

『文字の歴史』をパラパラ見ていると、こんな図版も出てきました。「神聖比率」に基づいた「I」と「K」(トリーの論文より)とあります。

神聖比率は、いわゆる黄金比ですね。1:1.618…でしたっけ?

8月のスケジュール(決定)

8月のオプションクラスのためのお部屋のご用意が、下記の通り整いました。
8月8日(土)13時〜17時
7 月〜8月は、夏休み期間ですが、希望者がいらっしゃるようでしたら、オプションクラスを開催しようと思います。6月のクラス終了時から9月に再開するまで 不安だわ…という方、やっぱり毎月1回コンスタントに集まらないとリズムが狂っちゃうわ…という方、単に涼みたい方…。是非、ご参加くださいね。

フリーマーケットのお知らせ

スタジオ レターアーツからのお知らせです。
CALLIGRAPHY & CRAFT 関連 フリーマーケット開催
日 時:2009年4月25日(土)
    11:00〜17:00
場 所:スタジオ レターアーツ
    芦屋市平田北町4-18-203
カリグラフィー関係を中心にしたフリーマーケットが芦屋で開催されます。出品作品は、書籍・用具箱・紙・雑貨類・製本用クロス・額など。

なお、このフリーマーケットは、J-LAF主催「日本・ベルギーレターアーツ展」の支援を目的のひとつとして開催されるそうです。

芦屋方面へ行かれる予定のある方は、お見逃しなく!

to be continue

いよいよ始まりましたね。

新体制のクラスのスタートにふさわしく、書体は、ローマン・キャピタル体です。勉強するには、すごく時間もかかり、地道な練習も必要で、大変な書体という噂ですが、アルファベットの形を知るには一番適した書体なので、本来一番最初に学んだらよい書体なんだそうです。

カルチャーセンターなどでは滅多に…というか、絶対に教えていただける機会のない書体と向き合えたり、文字の歴史や、紙のことなどを教えていただけるのも、このクラスのよさです。

あまり5回で完結とか、1年で完結と思わないで「to be continue」の精神であれば、飾り文字なども交えながら、いろんな字体をご教示いただけるようですので「to be continue」です、「to be continue」。クラスのない時にでも、できるだけ個人で練習できるような書体ということで、先生が考えてくれた書体なので、皆さん、頑張って練習しましょうね。

次回は、5月23日(土)です!

2009年4月10日金曜日

松村デザイン事務所:建築展

建築関係の展覧会なのですが、お好きな方、いらっしゃいませんか…?

北欧オーガニックデザインの家具や雑貨のほか、国内の作家による木の器などを展示販売しているショップでの展覧会です。
松村デザイン事務所 建築展
会 期:2009年4月11日(水)〜5月9日(日)

    13:00〜19:00
会 場:Shop Lusto
    和歌山市元博労町55 ILMA 1F
    073-427-2022
定休日:日曜・祝日
なお、4月11日(土)には、村松基安さん交えてのギャラリー・トークが予定されています。(16:30~19:00)お気軽に(!)ご参加くださいね。

後日談
ギャラリー・トーク、まーったくお気軽な雰囲気ではなかったですねぇ。難しい、難しい。建築やインテリアは、好きな分野なんですが「好き」なだけじゃ、ついていけませんでしたわ…。もっと勉強しなくっちゃ。


東京製本倶楽部展:紙の技、本の技

 
東京製本倶楽部からのお知らせです。
10周年記念 第5回東京製本倶楽部展「紙の技、本の技」
会 期:2009年4月29日(水)〜5月6日(日)
    10:00〜18:00(初日14:00から/最終日17:00まで)
会 場:目黒区美術館 区民ギャラリー
    
東京都目黒区目黒2-4-36
お問い合わせ:080-6505-5589(東京製本倶楽部展実行委員会)

なお、会期中には下記のイベントが予定されてます。

ギャラリートーク:5月4日(月)14:00〜15:20
  「愛書家の肖像」山田俊幸
紙すき実演:5月5日(火)14:00〜16:00
   田村正

また、期間限定で目黒製本工房での実演、ギャラリーツアーなども会期中随時開催予定です。

詳細は、東京製本倶楽部のサイトをご覧ください。

2009年4月2日木曜日

湯川雅紀 展

 
カリグラフィー関係ではないのですが…。
湯川雅紀 展
会 期:2009年4月11日(土)〜4月19日(日)
    水曜休廊
時 間:10:00〜18:00(最終日16:00まで)
会 場:画廊ビュッフェファイブ
    海南市大野中608-11
    073-482-1994
ちょっと遠いですが、お時間のある方は是非。

護念寺:一護一会 展

春です。4月です。新年度ですね。
大屋根改修工事にたずさわった 一護一会 展
会 期:2009年4月6日(月)〜4月10日(金)
時 間:11:00〜19:00
会 場:護念寺
    和歌山市吹上1-6-8
    073-422-4747
実は、この護念寺というお寺は、現代的なイベントを行うお寺として有名で、本堂の阿弥陀様の前でポップスのコンサートが行われたり、映画上映会や講演会を開催されたりしています。

昨年の秋には、梯剛之さんのピアノコンサートが開催されました。阿弥陀様とべートーヴェンのプログラム。なんとも不思議な組み合わせのように思いますが、これがなかなかよい雰囲気で、いつものコンサートホールとは異なる感動的なコンサートでした。


今回は、陶芸家や、図画工作人、植物造形家、そしてお寺の住職による、お寺の本堂での展覧会です。展覧会タイトルにあるように、皆様、お寺の大屋根改修工事にたずさわった方たちが、それぞれの分野で本堂を彩る記念展とのこと。

もし、境内にお車を止められない時は、近隣の有料駐車場をご利用くださいね。

後日談
お寺の改修工事に、陶芸作家たちがどのような形で関わったのか、いただいたDMを見てもわからず、展覧会を拝見してもわかりませんでしたが、直接ご本人たちにお話を伺う機会があって、やっとわかりました…。今回の改修にあたり、瓦の下に置いてあった土を使って器を焼き、
信者様やご寄附をいただいた方々に記念品としてお配りしたのだそうです。廃材も燃料として使ったそうです。普段使っている土や燃料とは異なるので、何かとご苦労があったようですが、素敵な記念品ですよね。