ローマン体のヴァリエーションばかりをやっていると、カリグラフィー・ペンの感覚を忘れがち…。せっかくペン先も傾斜板も揃えたことだし、今やっているヴァリエーションに一区切りがついたら、ラスティック体をやってみましょう…なんて話が持ち上がっています。
ラスティック体のペン先の角度は、70°。ほどんど0°に近くて、文字幅は狭く、早く書くのに適していることから、書物や公式文書用に使われていたようです。小文字ばかりのカロリング体で大文字を使いたい時に、このラスティック体を使ったりもします。きっと、ご覧になったら「あー、見たことある!」かもしれません。(初期のクラスに参加されていた方は、やったことがあるんですが…。)
古い書体なので、金の縁取りのコッテリした飾り文字とも合います。飾り文字には、お絵描き要素があるので、まさにKさんの得意分野!存分に発揮していただきましょう。
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