現在、東京都美術館で開催中の『生活と芸術ーアーツ&クラフツ展〜ウィリアム・モリスから民芸まで』を関西でご覧になった方、いらっしゃいますか?
実は、昨年の9月13日から11月9日まで、京都国立近代美術館で開催してたのですよ…。
これは、その時にミュージアムショップで買ったポストカードの一枚。1894年2月17日に発行されたウィリアム・モリスの著書『輝く平原の物語』。挿し絵は、ウォルター・クレインです。
カリグラフィーの展覧会というのは、なかなかないんですよねぇ。お教室の生徒さんたちの作品展というのは、あるのですが…。
この時も、メインは、あくまでもモリスたちが作り出した家具や壁紙、あるいは当時のウィーンの前衛的な家具やグラフィックと、日本において「用の美」を見いだした民芸の展覧会。でも、その中に混ざって、こんなものも展示されてたんですよ。ほとんど注目されてなかったようですが…。
ちなみに、『輝く平原の物語』では、モリスが作り出したトロイ活字と、その小型版のチョーサー活字が使われています。いずれもゴシック体です。
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