東日本大震災にて被災された皆様に心からお見舞い申し上げますともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

2009年2月20日金曜日

Credo

ポストカード続きの小話をひとつ…。

これは、クラスのKちゃんからのフランス旅行のおみやげのポストカード。
裏には、Credo Abbaye de Belloc ©Editions Ezkila, Abbaye de Belloc, 64240 URT-FRANCE という表記があります。 直訳すれば、フランスのウルト村にあるベロック修道院内で制作されたミサ曲『Credo(信仰告白)』の楽譜…ということでしょうか。

フランス南西部、スペインとの国境近いバスク地方にあるウルト村のベロック修道院…といえば、その名も『Abbaye de Belloc』というチーズがあります。 厳しい戒律で知られるベネディクト派の神父様たちによって開かれたベロック修道院での生活は、早朝2時頃に起き、夜8時頃寝るまでの間、毎日4-5時間の祈り、6-7時間の労働、そして2時間の読書と写本というものだったそうです。基本的に、自給自足の生活だったようですから、チーズを作ることも当然だったのかもしれません。

ここには、3人の修道士が描かれていますが、彼らも、チーズを作っていたのでしょうね。ちなみに、これは、Credoの「C」。Credo in unum Deum, Patrem omnipotentem, factorem caeli et terae, visibilium omnium et invisibilium.(我は信ず、唯一の神、全能の父、天と地、見ゆる物、見えざる物全ての造り主を。)ラテン語だそうです。

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