マス目のノートパッドがあったので、さっそくローマン・キャピタル体の練習帳にしました。
先生がおっしゃったように、コンパスやテンプレートで円を描いた方が、断然書きやすいです。毎回こんなことやってられないというのも確かですけどね。まぁ、何事も、最初が大切ですから、習慣にしてしまえば…。
クラスでは「レオナルド・ダ・ヴィンチのあれ…」としか言えませんでしたが、あれ…とは『ウィトゥルウィウス的人体図』のことを言いたかったんです。
これです、これ。ご覧になったことあるでしょう?(『ダ・ヴィンチ・コード』ですっかりお馴染になりましたが。)
円や正方形を描いていると、思わずこの図が思い浮かんだものの、『ウィトゥルウィウス的人体図』という言葉がスッと出てこなくて…。鉛筆書きの拙い文字からは想像もできないでしょうけど、恐れ多くも、この図が浮んできたんですわ。すみません。
ちなみに、パチオーリという数学者は、レオナルド・ダ・ヴィンチのデッサンのように、方眼の枠に入れた人体の比率から「神聖比率」を割り出し、それに基づいて文字を作ったそうです。(『文字の歴史』より)
『文字の歴史』をパラパラ見ていると、こんな図版も出てきました。「神聖比率」に基づいた「I」と「K」(トリーの論文より)とあります。
神聖比率は、いわゆる黄金比ですね。1:1.618…でしたっけ?
0 件のコメント:
コメントを投稿