東日本大震災にて被災された皆様に心からお見舞い申し上げますともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

2012年1月25日水曜日

パラティヌス写本

『西洋書体の歴史』(スタン・ナイト著)によれば、『パルティヌス写本』の制作時期について、下記のように記載されています。
制作時期:本写本は通常4、5世紀の作といわれるが、最近発見された証拠では初期にラスティックで転写したウェルギリウスを6世紀にコピーした可能性が強いという。
ネットでいろいろ調べていると、聖書研究データベースというサイトが見つかりました。それによれば、『パラティヌス写本』(5c)は、アフリカ型古ラテン語写本というカテゴリーに分類されています。

単なるラテン語ではないのですね。古ラテン語、しかもアフリカ型…?

ラテン語では11世紀頃からアクセントのような短い線をつけることが始まったそうですから、そのような短い線が見当たらない…ということは、やっぱり5世紀頃の古いラテン語なんですかね。

今を生きる私たちには、わかりっこないんですね。(ちょっと安心しました。)

0 件のコメント:

コメントを投稿