序論に、フムフム…と思うことが書いてあります。
(前略)取り扱う書体のどれ1つをとっても手本帳として意図されていないことに留意しなければならない。その結果、それらは常に首尾一貫してあるいは「完璧に」書かれているとは限らない。もし、それらを手本として用いるのなら、ある程度の包容力が必要である。そうです。活字を組んでいるわけではないのです。手書きの文字なので、バラツキやら間違いなんかがあっても、それはご愛嬌というものです。4〜5世紀、あるいは6世紀の手書きの写本文字に「完璧」を求めても無理ですね。手書きで256ページも書いてるということが、そもそもあり得ないお話で…。その人の癖みたいなものもあるでしょうし…。
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